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ナナシログ

ナナシロのナナシロによるナナシロのためのログ。

『さん付け』すれば世界は平和になる

ブログに不慣れすぎて、開始二日目にしてネタを探すのに、

「ネタ…、す、寿司…、カ、カ…、カリフォルニアロール…」

と連想ゲームを始めてしまったナナシロです。

 

皆さん、三が日いかがお過ごしでしょうか?

僕は、添い寝屋の長野出張を終え、現在バスに乗って帰宅中です。

 

さて、本題ですが、皆さん『さん付け』についてどのようにお考えでしょうか。

『さん付け』とは、誰かの名前を呼ぶ際に「〜さん」と付けて呼ぶことを指しており、親愛の情や敬意を表すもっとも簡易な表現のうちの一つなわけですが、皆さんは「〜さん」をどういうときに使いますか?

 

まずパッと思い浮かぶのは、年上の方の名前を呼ぶときですね。

例えば親戚のおばさんや学校、職場の先輩などに適用できます。

 

「〜様」と比べて、慇懃無礼にならず、且つ、ナチュラルに敬意を示せるので頻繁に使用する印象です。

 

また、知り合って日が浅い人を呼ぶときに「〜さん」を使うことも多いように思います。

初対面の人が多いパーティーや、就活のグループ面接、合コンなんかがそうでしょう。

 

初対面の相手はどういう距離感で接するべきか分からないことが多いので、敬いすぎず砕けすぎずなこの表現は、非常に使い勝手が良くて重宝しますよね。

 

このように『さん付け』は、我々が…

おや、どこからか歌が聴こえてきますね…。

……

♪これくらいの

♪おべんとばこに

♪おにぎりおにぎりちょっとつめて

♪きざみしょうがにごましおふって
♪にんじんさん
さくらんぼさん
♪しいたけさん
♪ごぼうさん
♪あな〜のあいたれんこんさん
♪すじ〜のとおったふ〜き!
……

このメロディー…。この歌詞…。

全てを理解した次の瞬間、僕は膝から崩れ落ち、涙が頬をつたっていました。

園児たちが騒々しく走り回っている音、きゃっきゃとじゃれ合う声、ところどころ靄がかっている幼い記憶の断片。

先生が手を叩きながら何事か言うと、方々で遊んでいた園児たちは徐々にお行儀よくまとまっていきます。

「ねぇ、おうた、いっしょにうたお!」

ゆりえ…ちゃん…。

僕の淡い記憶の中で生き続けていた天使が、微笑みながら僕の手を握り、園児の輪の中へ誘います。

 

先生があの音楽を再生し、僕らは大きく口を開けて歌います。

そして、軽やかな音符たちと手を取り合って、野菜たちが躍動します。

 

♪にんじんさん

さくらんぼさん

♪しいたけさん

♪ごぼうさん

♪あな〜のあいたれんこんさん

僕は…、ようやく目が覚めました。

 

最近ブロガーの友人が増えたことで感化されて始めたナナシログ。

 

先輩ブロガーの方々の御記事を参考に、『さん付け』の使用の是非について問おうと書き始めたこの記事。

「人のためになる記事を書こう」と屈託のない気持ちで書き始めた…、この記事。

そう、あの歌が聴こえてくるまでは…。

 

 

所詮は僕も、TOKYO生まれコンクリートジャングル育ち、人間中心主義に塗り固められた哀れな小市民。

エヴァンジェリストな諸先輩方の一フォロワーでしかない僕が、人間のための記事なんて書いたところで、二番煎じも甚だしいのです。

 

…あの頃の僕らは、生きとし生けるものに圧倒的感謝をしていました。

 

にんじんさん、ありがとう。

さくらんぼさん、ありがとう。

しいたけさん、ありがとう。

ごぼうさん、ありがとう。

れんこんさん、もし君に穴が開いていようといまいと、僕は君に感謝をしているよ。

ありがとう。

 

ブログさん、インターネットさん、iPadさん、キーボードさん、ありがとう。

長野県さん、松本市さん、お土産のリンゴさん、ありがとう。

ハイウェイバスさん、アルピコ交通さん、バスタ新宿さん、ありがとう。

小春日和の太陽さん、冬のピンと張った空気さん、キンと冷えた水さん、ありがとう。

 

全世界さん、全概念さん、全存在さんよ、ありがとう。